市場の動きや最新の情報が入ってきますし。
今はそうした形で地固めをしている段階です。
もちろん、いつか自分たちも、「D』で主食シリーズをやってみたいという気持ちはありますけどね」コンピュータのシステム開発が本業というシーユーコミュニケーションズのKさんは、自分のつくった手作り食を乾燥させるというシンプルなやり方でペットフードを商品化し、販売している。
「ナチュラルミックス」というのがそうだ。
Kさんは、大学で農芸化学を専攻しビタミンなどの研究をしてきた経験を持つが、ずっと畑違いのシステム開発を本業にしてきた。
しかし、自分が犬を飼ったことでペットフードに興味を持ちはじめ、プレミアフードを宅配で販売する「ベツツメンバーズ」の一員となった。
だが、単に売るというだけではおもしろくない。
もともと農芸化学の研究室にいたのだから、自分で栄養学を勉強しフードをつくってみようと思い立ったのである。
「最初は何でもオーダーされるままに受けてたんですけど、勉強すればするほど従来のペットフードの中身が気になりはじめて、もうちょっと安心して飼い主さんにおすすめできるものはないのかと。
だったら自分にはそういう知識がないわけではないんだし、自分でつくってみょうかと思ったわけです」コンセプトは、「何が入っているか」がすぐ分かるということだ。
つまり、手作り食をそのまま乾燥させただけという形なのだが、Aの商品と違うのは、博多特産のボンボン菓子のようなおやつ「雑穀大将」をベースにしていることだ。
雑穀大将は一見丸く焼いたボンボン菓子に見えるが、じつは特殊な製法でつくられていて、お湯をかけてもドロドロにならない。
ふつうのボンボン菓子はドロドロに崩れて形がなくなってしまうそうだ。
Kさんはこの雑穀大将に目をつけた。
これをベースに、肉や野菜を入れて栄養満点のフードをつくってやろう。
「材料は私自身が調達してきて自分で配合してつくってます。
お肉と野菜は買ってきて、穀類は雑穀大将で代用させる。
まさに家内制手工業ですが、まだ数量的にそんなに出しているわけではありませんから」「原材料にはかなりコストをかけてます。
買ってきた材料は圧力釜で煮込んで、それを専用の機械で乾燥させるやり方です。
たしかに100度以上で過熱はしますが、それで栄養素が壊れてなくなってしまうということはないと思います。
ネットではよく、過熱によって栄養素が壊れるというような話が書かれていますが、最初に誰かが言いだしたことがまたたく聞に広がったということでしょう。
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